SonyReaderは残念

こんにちは

普段、Kindleを使っているが、唯一残念なのは、日本語の書籍がないこと。また、書籍があったとしても、縦書きの表示に対応していないことだ。

といっても、日本語の書籍は、自分のうちにあるドキュメントスキャナーでPDF化して読んでいるので、あまり困らない。とはいえ、PDF化には手間がかかるので、最初から電子書籍で買えれば、それに超したことはない。

SonyReaderには期待していた。

日本語の縦書き表示や、日本語書籍にも対応しているだろう、と。昨日の発表にてそこへの対応がされると聞いて、おぉいいじゃないかととりあえずほっとした。

しかし、よくよく記事を読んでみると、まーとんでもない事実が分かった。3G、Wifiモデルはなく、書籍を買うのにPCで買って端末に転送するかSDカード経由で送るか、DRM付きのコンテンツは、SDカードもだめで、PCからケーブルじゃないと転送できないとか。値段も、Kindleの二倍程度。

どういう発想だとそういう製品が企画されるのか?
どのようなエクスペリエンスをユーザーに与えたいのだろうか?

さまざまな障壁や事情があってそうなったのかもしれないが、それを乗り越えてほしかった。

Kindleの場合、ハードウェアはいまいちであるものの、本を手に入れるまでの部分をユーザーは何の意識もすることなく使えるところが画期的である。SonyReaderはハード的には良さそうだが、サービスが不十分。私は、Sonyだったらもっと出来るんじゃないかと期待しているんだが今回の発表は何の驚きもなく残念という印象しかない。

ではまた