ものぐさなボランティア活動

ものぐさな人がボランティアをする方法がある。
World Community Gridという仕組みである。

IBM World Community Grid

World Community Grid の使命は、人類に貢献する最大の公的コンピューティング・グリッドを構築することです。 私たちの活動は、先見的な科学研究と結びついた技術革新と、大規模なボランティア活動が、世界を良い方向へ変えていくことができるという確信の上に築き上げられています。

なんだか大きなテーマで敷居が高そうにも思えるのだが、参加することはとても単純で簡単である。

私たちの成否は、使用していないコンピューター時間をこの非営利活動に集団で寄付するという、みなさま一人一人の行動にかかっています。

あなたのPCの空いてる時間を寄付しましょうということ。

ソフトウェアをインストールすると、あなたは World Community Grid に参加することになります。 それ以外に何も行う必要はありません。とても簡単です!

参加するには何をするかというと、ID登録をしてPCにソフトウェアをインストールする。
そして、設定すると、あとはプログラムが自動的に勝手にやってくれる。

AIDSや癌などの研究を行っているらしい。
自動的に行われているため、自分でとくにやることはなく勝手にやってくれる。

この仕組みを知ったとき、すばらしい仕組を作り上げたものだと感銘を受けた。


ところで、
DSや携帯電話でゲームをやったりしているのを見てると、ふと、あの頭を使う活動が世の中のためにも生かせたらいいのに、と思う。
その頭脳を使って世の中に役立つような仕組みが、同じようなやり方でできるのでは。
例えば、本人はパズルなどのゲームしてるつもりだが、それが実は癌の研究の一部だったりする。

ただし、ゲーム性がなく、あからさまに研究や分析が目的になってしまうと、それはただの仕事である。
それではやりたくなくなってしまうかもしれないので、表向きはゲームでかつ楽しいことが大事なんですけどね。