ビデオにCMを録画するのはエコじゃない

うちの家族は録画したビデオをチェックしてCMカットを行っている。わざわざ録画しておいて後から消している。1つの録画内容につき、2〜3回行っている。その光景を何十回と見ているうちに、それが極めて無駄な行為だと気づいた。

CMを録画することにとくに反対がないのは、業界の事情もあると思う。だが、CMカットをする際には、CMはほとんど見ておらず、それではCMとしての役割をほとんど果たしていない。(早送りしているため、音声は流れないし映像もほとんど見えない)。どうしてもカットさせたくないのなら、編集不可にしたらいいのではないか。編集できるくらいなら、録画させないでいただきたい。
また、録画したビデオは数年後になってみることだってある。そのときにそのCMの商品がまだ売っていないかもしれないではないか。アナログ放送のときならまだしも、デジタル放送にかかわらず、消費者にまだこんな無駄なことを強要しているのか、と憤りを感じた。

なぜこんなことを言っているかというと、別にCMが見たくないわけではない。テレビにCMが流れることや見ること自体まったく反論はない。だが、ビデオの中に録画されたCMは別だ。CMカット編集作業にかかるエネルギーは積もり積もれば多大なものであり、無駄なエネルギーと時間を消費している。これは、エコではない。


そこで、CM自動カットについて、2つの方式が考えられる。
1.CMの部分は録画が停止し、録画しないようにする
2.録画は行うが、CMであるという情報を記録し、ビデオ再生時は再生されずスキップする

ただし、CMが見られないということに対して不満があるかもしれない。
となれば、CMのカットは優良にするか、別の形で見るようにしたらいい。
1.CMをカットする機能は有料サービスとして提供する。
2.録画終了時に、ビデオの最後または最初にまとめてしまう。早送りもできなくする。
いかがだろうか