デジタルフォトフレームの未来

こんにちは

お祝い事があって、DPF-D70をもらいました。写真つきでもらい、とてもうれしかったです。すばらしいプレゼントでした。さてDPF-D70の感想ですが、

1.あらゆるカードを挿せるのも良い
2.映像(発色)もきれい
3.本体の見た目も美しく、高級感あるしっかりした作り
4.リモコンの操作性も抜群
5.パソコン連携も簡単

付属機能もよい。

1.時計機能 デザインが良い
2.カレンダー機能 デザインが良い

と妥協の感じられないほんとに素晴らしい商品でした。ソニーの本気度が伝わってきます。

デジタルフォトフレーム - Wikipedia
ソニーが全力で作り込んだデジタルフォトフレーム「S-Frame(エスフレーム)」速攻実機レビュー - GIGAZINE
http://ascii.jp/elem/000/000/160/160390/
売れてる理由がそこにある - BCN+R
http://kamo.pos.to/dpoke/c/iwant_416.html

さて、この商品に限ったことではないのですが、フォトフレームという製品自体が持つ問題が1つだけあります。

もともとフォトフレームというのは、じっと見るものではなく、ちらちら見るものなのです。しかし、ちらっとでも見るためには電源を入れなければいけません。そして電源を入れている間にも電気を消費しているわけです。写真を見ようと思うとき以外には、気軽に電源を入れるのがもったいない気がしてしまいます。そうすると電源を入れなくなり使わなくなってしまいます。すると逆に、使わないと素晴らしい製品なのにとてももったいない。もどかしいです。

デジタルフォトフレームはいい製品を作るだけでなく、ユーザにどうやって電源を入れさせるか?ということを考えないとせっかく買っても使わないものになってしまうと考えられます。

私だったらこれなら気軽に電源を入れる、という方法を考えました。

1.太陽電池で稼働する

すでにもう開発中かと思います。フォトを表示するエネルギーが太陽電池であれば、エネルギーを使っていることになんら意識を感じずにすむ。すると、ずーっと電源をいれっぱなしで使うことが出来る。これこそがフォトフレームの理想形かと思います。これが出来れば、機能は豊富でなくても映像が素晴らしく綺麗でなくても爆発的に普及すると思います。

2.充電式にする

電源コードがなければ持ち運びも楽ですし、見た目もきれいです。フォトフレームから電源コードが出ている様は、どうも美しくない。

電源からアダプターをさして直接使うのに比べると使うことにより抵抗感がなくなります。実際は、充電式だって電池なんだから実質的に電気を使うし、かつ、充電によりよりエネルギー効率が悪いのでしょうが、感覚の違いだと思います。
その理由は、iPodウォークマンや携帯電話でそういう使い方に慣れているからだと思います。充電した電池は、使わないともったいないという意識が生まれるため、より使おうと思うようになります。

充電して使うというスタイルは、以前と比べてすっかり生活に浸透したと思います。充電して電池を繰り返し使うという行為自体が、電池を無駄にしないというエコの意識であるため、無駄なことをしている感じがしないんだと思います。

3.ミュージックプレーヤー機能を付ける

音楽を聴くときは、ふつう電源は入れっぱなしにするもの。音楽を再生しながら、同時に写真を表示するのであれば、気軽に電源を入れることにも抵抗感がない。(TVを付けていても見て無くても抵抗感があまりないのと同じ)

4.無線ルータ機能を付ける

なんで無線ルータ?と思うかもしれませんが、無線ルータは、普段電源を入れっぱなしにして使います。電源のONOFFボタンがついてなかったりするため、電源アダプターを抜き差しせねばならず、いちいち切ったり入れたりするのが面倒だからです。また、電源を一度切って入れると起動するまでに時間がかかり、使い勝手が半減するため、入れっぱなしにします。

無線ルータ機能で、パソコンと写真などを転送できたりすると、なおのこと良いです。

ただ、無線ルータはブロードバンドルータとつなぐため、電話のモジュールの近くに置くため、リビングから離れてしまうこともあります。だとすると、現状の使い方だとあまり適していないかもしれません。

5.トイレやお風呂におく

トイレの時間というのは、細切れ時間ながらも何もすることがないもの。その間、写真が表示されていれば、よく見るので良いと思う。お風呂でも出来れば良いが、防水設計にしなければならず、使い勝手も半減してしまいそう。

6.電池式にする

充電式の逆の発想ですが、見える化の一種です。
あえて電池を使うことで、どのくらいの電気とお金がかかるのかというのが見えて、安心するということです。

たとえば、アルカリ電池4本が500円で、電源付けっぱなしでも1年持つとすると、1年で500円なら安いなあと思うので電源を入れるということです。(実際には、1年ももたないでしょうから、現状では無理かもしれませんが)

それに、どの家庭にも単三電池の3~4個は予備で余っているので、それを有効活用するということができるかもしれません。

7.携帯電話の充電器とセットにする

携帯電話の充電器にセットすると、フォトフレームに電源が入るという仕組みです。第一の理由は、携帯電話の充電器ならコンセントがあってもおかしくない。充電しているということは、部屋にいる。電話の近くにいるため、写真を見るチャンスは多い。携帯電話を充電器から外すときは外出するときで、同時に電源が切れるので切れ忘れの心配がない。

8.通信機能 メールで写真が届く

写真を共有するというのは、何もパソコンだけとは限りません。PCのメールで写真を添付して送って、パソコンで見るというのは、なかなかめんどくさい行為で、見る方も送る方もめんどくさい。かといって携帯電話でやりとりすると写真が小さくて見れません。そこでフォトフレームがちょうどいい。

フォトフレームで写真を見ているときに、「これ、○○ちゃんにも見せてあげたい」と思ったら、すぐにリモコンで、送信ボタン。するとメールで、○○ちゃんに届き、○○ちゃんのフォトフレームにさりげなく写真が表示される。メッセージも付いているといいですよねー

友人から写真がメールなどでフォトフレームに届いたら面白いなと思いました。電源を入れていないとメールが受信されないため、携帯電話のように常に電源を入れておきたくなります。まるでテレビみたいです。

・・・な〜んて、実は、私が考えるまでもなく、これはすでに実現されていてソニーのCP1という機種のフォトフレームです。将来性が期待できます。これからの新しい写真の活用の形かと思います。

メールソフトは、ポストペットだと面白いですね。電源を入れておくと、常にフォトフレームの中でポストペットが動いていたら面白いです。

[結論]

結論としては、省電力化の点では1、電気は使うがリッチな機能としては8というのがいいですね。

とても素晴らしい製品だったので、もっと活用できたらいいなと思って考えてみました。

ではまた