Googleクラウドの次なるターゲットは?

こんにちは

Googleが、携帯電話向けOSを発表したが、次の点が注目すべきところだ
1.Googleのアプリが動く。Gmail, Google App, Youtube
2.ブラウザはCromeの携帯版、 Google Crome Liteを搭載している
3.Android 1.0 SDK, release 1

なんだが、iPhoneと路線としては似ているが、決定的な違いは、インターネットのクラウドの存在だろう。Googleとしては、携帯電話からもインターネットのクラウドをアクセスし十分に利用できるようにしたということだろう。もちろん、Googleが作っているサービスだけでない。携帯電話からもそれらのサービスを利用できることによって、インターネットと、携帯電話とは融合していき、境目がなくなってくる。インターネットが携帯電話の世界を飲み込んでいく1つの過程だと思う。

Google Androidは、必ずしもキャリアやハードメーカーが切望して登場したわけではないと思う。むしろ、ついに登場してしまったかというところだと思う。携帯電話界のグローバリゼーション。携帯電話はインターネット端末となり、3Gネットワークもインターネットの1つになっていく。GoogleAndroidの路線に乗ると、携帯電話は単なる箱、キャリアは土管になってしまう。かといって、なにもせずにぼうっとしていると、従来の電話機は規模が縮小しニッチなメディアと化しててしまう。

iPhoneは、独自デバイススマートフォンの部類なので、今まで、キャリアもクールにいられたかもしれませんが、Androidはそうもいきません。
日本というガラパゴス諸島のキャリアの社長も今までのように他人事のように言っていられないと思います。ということで、このGoogleの一手にどう向き合うか楽しみです。

http://www.yomiuri.co.jp/net/cnet/20080925nt09.htm

Googleは携帯電話向けのOSプロジェクトであるAndroid起爆剤となり、携帯電話業界がより積極的にインターネット技術を取り入れるようになることを期待している。もちろん、Googleはここでも検索結果の隣に掲載される広告から利益を得るし、「Google Maps」は携帯電話利用者の物理的な位置とさらに密接に結びついた、新たな広告の可能性を切り開くことになる。


ではまた