どっちの主張が本当なのか
こんにちは
EVISUの偽ジーンズが韓国で大量販売 韓国側は「EVISUこそコピーしたんじゃないか」と開き直りというニュースがある。
私は、EVISUでジーンズを買ったことがあり、最初なんとも不条理な話だと思ったが、そもそも、なぜEVISUが、韓国で特許を取っておかなかったのか、、が残念である。特許を取っておけばこんな面倒な事態にならなくてすんだのに。
特許取ってない側が、主張しにいくのは分かるが、特許がないのだから、自分がオリジナルで相手が偽物だという裏付けがなく、それは単なる主張になってしまう。
この記者と特許取得者のようなやりとりのような水掛け論ではまるで子供の喧嘩だ。
私が小学生のころ、自分が考えた工作のデザインを友達が真似したことがあった。どっちがオリジナルでどっちが真似したかでモメて喧嘩したことがある。私はオリジナルだったから最初はすぐに勝てる自信があったものの、相手が認めず、逆に私の方が真似したのだと言ってきた。何十分におよぶ大喧嘩になった。結局、その相手は最後まで認めなかった。別にどっちがオリジナルかは、当人同士の問題だっし被害もなかったから、俺は諦めてその件は水に流した。そんな過去を思い出した。
★EVISUの偽ジーンズが韓国で大量販売 韓国側は「EVISUこそコピーしたんじゃないか」と開き直り - (旧)厳選!韓国情報
カモメのデザインは山の形のようなデザインですよね。あれは韓国の山の形を見て、偶然似たものができてしまいました
確かにカモメというより、山に見えなくはない。
まず、韓国のどの山の形を見たのか?ということである。
いつ見たのか?どの山なのか?どこから見ると、そういう形に見えるのか?を
確かめてみてはどうか。実際に見てみて、同じ形なのだとしたら、山の形と似ていると言っていること自体は間違いではない。
えびす様の顔のデザインは、『ジンロ』という韓国の焼酎の瓶に以前描かれていたデザインととても良く似ているんですよ。だから私は日本のエヴィスがコピーしたんじゃないかと逆に聞きたいです
日本のエヴィスのえびす様の顔のデザインが『ジンロ』という韓国の焼酎の瓶に描かれている絵に似ているかどうかは論点からずれている。
問題なのは、エヴィスがジンロの絵をコピーしたかではなく、
偽EVISUのえびす顔のデザインが一体何をモチーフにしたのか?である。
偽EVISUは一体何をモチーフにしたのか、はやりとりの中で述べられていないので分からない。
さて、ジンロという韓国の焼酎の瓶に描かれていたデザインが実際にどのようなものなのか?
そもそもジンロは韓国ではジンロではなくチャミスルであり、チャミスルに描かれているのはカエルである。えびす様というキャラクター自体はジンロがカエルのラベルを貼る以前からある。
カエルのラベルの前のラベルは、えびす様だったのか?なんだかよくわからない。
日本のエヴィスがコピーしたかどうかについてだが、
その日本のエビスがパクったと言っているデザインが、日本のエビスのデザインより早いか遅いのか?によって、コピーしたという言い分が理にかなっているか、単なる言いがかりなのかどうかが分かる。
そもそも、デザインやロゴを大事にしているのならきちんと特許を取ることが重要だ。
とにかく、全体を通して、これらのやりとりから言えることはなにもない。直接、裁判で争われることだろう。
私は、その偽エビスといっているものが本当に偽物なのかどうかは興味がない。本人がオリジナルで偽物ではないといっているし、”偶然の一致”かもしれない。
興味があるのは、海外で先に特許が取られている場合に、それをオリジナルだと主張する側が販売停止することができるのかどうか?停止するとしたら、裁判所は一体何に基づいてそれを判断するのか。また、特許の取得の正当性が何によって裏付けられるものなのかを知りたい。
グローバル化の時代には、これらの問題はこの件に限らず重要なものになっていくと思われる。
ではまた